企業の人材育成を支援 トーマツ イノベーション株式会社

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ドロキア・オラシイタ様
「女性だけでなく、全ての従業員が 幸せになるための職場づくり」

ドロキア・オラシイタ様
「女性だけでなく、全ての従業員が 幸せになるための職場づくり」|事例

株式会社 ドロキア・オラシイタ 様
株式会社 ドロキア・オラシイタ 様
|ドロキア・オラシイタ様「女性だけでなく、全ての従業員が 幸せになるための職場づくり」|事例_3
従業員数
:623名(2017年6月現在)
主要業務
:洋菓子の製造・販売、カフェ・レストラン等の飲食店経営、店舗運営
キーワード
:お客様への価値提供は従業員の幸せから
|ドロキア・オラシイタ様「女性だけでなく、全ての従業員が 幸せになるための職場づくり」|事例_3

焼きたてチーズタルト専門店PABLOを運営し、"あたらしい、おどろき"を創造するドロキア・オラシイタ。「おどろ菓子で世の中を幸せに」に共感したファンが従業員として集う企業です。設立から5年という若さ、また経営陣自体の若さから、フラットでオープンな社風があると同時に、若い女性が主な顧客層ということで元々女性従業員が多く活躍しています。しかし、人気の秘密はもちろんそれだけではなく、様々な取り組みがあります。

取り組みを始めた背景

取り組みを始めた背景

社長の嵜本が以前兄弟で手がけていた洋菓子店があり、神戸・西宮で大ヒットしました。この時、お客様の声に応えようと急激に生産体制を拡大した結果、「お客様には喜んでいただいても、従業員が幸せではない」という状況が生まれ、組織の在り方を考え直す契機になったそうです。その結果、生まれたのが現在のドロキア・オラシイタです。「おどろ菓子」のコンセプトは洋菓子店時代から引き継いでいるのですが、創業から5年が経った現在、『あたらしい「!」でトキメキスイッチをつくる』をコンセプトに驚きのさらに一歩先である「トキメキ」をご提供できる会社にしていきたいと考えています。

取り組みを始めた背景

ベンチャーということもあり、「昔からずっといる社員と若手との意識のズレ」といった心配はありません。経営層とスタッフの年齢も近い為、「上司と部下」といったことを殊更に意識することなく、食事にもよく一緒に行きます。

若い女性が主な顧客層となるので、女性の感性やトレンドへの感度を大切にしたいと考えていますが、女性を特別に優遇しているとか、そういうことはなく、男女関係なくチャレンジを推奨しています。

女性活躍推進の取り組み

女性活躍推進の取り組み

男女問わず、活躍しているのは「発信型」の社員です。聴いてもらえる環境があるため、「こう変えたい」といった意見を出してチャレンジする人は、任せてもらえる範囲も大きくなります。

個人個人を見て信頼することを大事にしていて、入社された方の人となりを知ろうとして、社長から距離を縮めてくれます。そして、あれをやりたいので考えてほしいとは言われますが、こうやれとは言われないですね。報告はしますが、あとは任せてもらえます。他社と比較すると30点ぐらいかもしれませんが、トライ&エラーが認められていて、そこまで責任を追及されることもないですね。

当社は接客業でもあるので、お客様への笑顔が大切です。ただ、女性は自分に自信がない人が多いと言われています。そこで、社長室には全店舗で接客する社員の様子をリアルタイムで見られるモニターがあるのですが、「今○○店で立っているクルーの笑顔良かったよ」と社長が自らメールなどで声かけをしています。海外出張など忙しくしていることの多い社長ですが、情報共有ツールを用いてコミュニケーションがとれるので、社員も社長との距離の近さを感じていると思います。

また、バレンタインやハロウィン、忘新年会、部署をまたいだ食事会、クラブ活動、社員旅行、記念日休暇など、ご家族まで含めた社員が楽しめるイベントや喜んでもらえる制度を用意し、働き甲斐のある職場づくりを目指しています。知らない部署との方でご飯会というものもやってましたし、最近人数や部署も増えてきているので、こういった交流の場をもつことでお互いを知り状況を共有することを推奨していますね。

取り組みを始めて感じる効果

取り組みを始めて感じる効果

「おどろ菓子」を行動指針に落とし込んだものに「1デイ1サプライズ」があります。例えば「コーヒーを飲むときに他の人の分も入れてあげて喜んでもらう」といったことが自然にできるような人になるための指針です。誕生日のお祝いも職場ごとにやっていますが、本社の場合、毎月一回いきなり消灯してお祝いのパフォーマンスが始まるといったことがあります。準備が大変だと思うのですが(笑) ハロウィンでは仮装して出勤、来客の打合せもそのままの格好で、といったことを毎年やっています。最初は少し恥ずかしさもあったようですが、今は全員が楽しんで参加しています。

このような風土がある会社ですので、男性の家事への取り組みやワーク・ライフ・バランスの取り組みに対しても特別なものという意識が全くありません。男女問わずご家族の病気などで急きょ午前中休みを取る、といったことにも理解があります。記念日休暇というものもあり、部門長クラスも取得していて、全体での取得率もかなり高いです。女性活躍のために特別なことをしたということは何もありません。

今後の展開

今後の展開

大阪市女性活躍リーディングカンパニーの優秀賞をいただいたときは、まだ社員も若かったので産休・育休の取得実績がなかったのですが、最近は結婚・出産という事例が出てきて、人事部に相談される機会も増えました。社員それぞれにニーズがあるので、今は1対1で希望を聞いて対応を行っています。

しかし、社員の中でも人数が多いのは店舗のスタッフで、20名、30名といったボリュームで新卒を採用しているのですが、今後、彼女たちが一斉に出産・育児のタイミングに入るようなことになったら、どうリソースと業務を調整できるのか、考えないといけないと思います。

また、社員のキャリアステップ、人事評価をもう少し明確にしないといけないと思っています。管理職の評価スキル強化も含め、組織だった部分・仕組みを整えていきたいと考えています。最近、採用で大手企業と天秤にかけられることが増えてきました。ありがたいことですが、「好きなブランドだから」というだけでなく、組織としての魅力をより感じてもらえるようにしていきたいと思います。

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