女性活躍推進研究

研究の要旨

「女性活躍推進」や「女性リーダー・管理職の育成」の領域は、 かつて活躍していた女性リーダーの経験談や「女性リーダーのための」という枕詞 のついた一般的なマネジメント原則で語られることが多いのが実態です。 そこで当プロジェクトにおける女性活躍推進研究の調査は、以下の2点を明らかにすることをめざしています。

1)
「実務担当者からリーダー」「リーダーから管理職」というキャリアの進展のなかで、本当に女性と男性の違いがあるとすれば、それは何か?
2)
「男女のリーダー」「男女の管理職」で、それぞれ、どのように 日常の管理行動が異なり、何が挑戦的課題になるか?

また本調査で明らかになった「職場ぐるみで働き方を見直す」という課題解決の方向性に対して、さらに理解を深め、具体的な方法論を模索するため、追加の調査を実施しました。

調査概要

本調査は、トーマツ イノベーションが提供する研修の受講者を中心に、5,000名を超える方々にご協力をいただきました。
結果、当該分野で類を見ない調査を実施することができました。

調査対象者 企業に勤める管理職・リーダー・実務担当者

リーダー:部下を1名以上持つが、評価権限は有していない人
管理職:評価権限を有している部下を1名以上持つ人
回答者数
管理職 リーダー 実務担当者 合計
男性 1,575 799 1,300 3,674
女性 369 344 1,015 1,728
合計 1,944 1,143 2,315 5,402
調査方法 自記式アンケート調査
調査期間 2016年9月~12月
調査内容 各層ともに、キャリアおよび仕事に対する意識と行動、また会社の制度や環境、職場文化など長く働くことに関する全般について、「現在どうか」および「過去のある時点でどうだったか」を調査

追加調査では、女性の中でも働き方が制限される(自分のコントロール外となる時間が多い)ワーキングマザーに焦点を絞りました。

調査対象者 企業に勤めるワーキングマザー、およびワーキングマザーを部下に持つ管理職、職場にワーキングマザーがいる職場メンバー(一般社員)、ワーキングマザーの配偶者/パートナー

ワーキングマザー:第一子が小学生以下で配偶者/パートナーとの共働き
管理職:評価権限を有している部下にワーキングマザーを1名以上持つ人
職場メンバー:ワーキングマザーと同じ職場で働く一般社員
回答者数
ワーキング
マザー
管理職 職場
メンバー
配偶者/
パートナー
合計
男性 455 250 500 1,205
女性 500 45 250 795
合計 500 500 500 500 2,000
調査方法 インターネット調査
調査期間 2017年3月
調査内容 ワーキングマザーの働き方およびその他の層(管理職や職場メンバー)からの見え方、ワーキングマザーのパートナーとの育児分担状況などを調査

調査結果を見る

※ 調査結果を引用・転載する場合には出典を記載してください。

【出典記入例】

  • 出典:トーマツ イノベーション×中原淳 女性活躍推進研究プロジェクト (2017)「女性の働くを科学する:本調査」(https://www.ti.tohmatsu.co.jp/npro/2017/)
  • 出典:トーマツ イノベーション×中原淳 女性活躍推進研究プロジェクト (2017)「女性の働くを科学する:追加調査」(https://www.ti.tohmatsu.co.jp/npro/2017/)