研究について|女性活躍推進|人材育成・教育研修

「女性の働くを科学する(トーマツ イノベーション×中原 淳)」女性活躍推進研究

2016年4月、女性活躍推進法が施行され、
企業が向かう方向が示されました。
今まさに業界・業種問わず各企業の経営者や人事担当者は
女性の活躍に高い関心を寄せています。
そして今、最も求められていることは、
女性が活躍できる具体的な方法と会社としての仕組みです。
このたび、人材育成研究の第一人者である中原淳先生と、
人材育成支援においてトップクラスの実績がある
トーマツ イノベーションがタッグを組み、
人材育成の観点から女性の「働く」を科学します。

企業と働く女性の間にある「迷い」の正体を解明し解決策へつなげます。

当社は多種多様なクライアントの人材育成をお手伝いしております。
日々の人材育成の現場の中で「女性活躍」というキーワードが出ないことはありません。
「女性活躍」という命題に対して、企業側は「何とかしたい」という思いを持ち、
働く女性たちは「それぞれの(秘めた)思い」を持っていらっしゃいます。
企業と働く女性たちの間には、決してネガティブな意味ではない「迷い」のようなものが横たわっていると感じます。
この「迷い」のようなものが少しでも解消されることを願い、
中原先生と今回の取り組みを2016年から始めました。
取り組みの中では、解明だけではなく解決策づくりを同時に進めています。
企業と働く女性の皆様に貢献できる成果を必ず出したいと考えています。
最後に、ご協力をいただいている数多くの企業と従業員の皆様に心より御礼を申し上げます。

トーマツ イノベーション株式会社
代表取締役社長 眞﨑 大輔

「わたしの教育論」にメス。
多くの人がやりがいをもって働ける職場づくりのために科学的知見を見出します。

このたびトーマツ イノベーションの皆様と、世界的にも類をみない調査研究に取り組むことができることを心より嬉しく思います。
今回当プロジェクトが行う調査は、

  • (1)「実務担当者からリーダー」「リーダーから管理職」というキャリアの進展のなかで、本当に女性と男性の違いがあるとすれば、それは何か?
  • (2)「男女のリーダー」「男女の管理職」で、それぞれ、どのように日常の管理行動が異なり、何が挑戦的課題になるか?

を明らかにすることをめざしています。

これまで「女性活躍推進」や「女性リーダー・管理職の育成」の領域は、研究知見の数が限られており、「わたしの教育論」が蔓延っている領域でした。
ここに科学の「メス」をいれ、多くの人々がやりがいをもって働ける職場づくり、組織づくりを支援する科学的知見をだしていくことが、この調査の目的です。
さらに本研究は「調査で知見を見出して終わり」ではありません。
「研修」や「ワークショップ」など、様々な学習の場を創出するところまでをめざします。
調査研究に貴重な時間をくださった皆様のご期待にお応えできるよう、トーマツ イノベーションの皆様とともに、この共同研究を成し遂げたい、と思います。

立教大学 経営学部
教授 中原 淳

立教大学 経営学部 中原 淳教授|研究について|女性活躍推進|人材育成・教育研修_5
http://www.nakahara-lab.net/
立教大学 経営学部 教授、同学部リーダーシップ研究所 副所長、ビジネスリーダーシッププログラム主査。大阪大学博士(人間科学)。 北海道旭川市生まれ。東京大学卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学・准教授をへて、2018年より現職。企業・組織における人材開発・組織開発を研究している。

女性活躍推進研究

研究の要旨

「女性活躍推進」や「女性リーダー・管理職の育成」の領域は、 かつて活躍していた女性リーダーの経験談や「女性リーダーのための」という枕詞 のついた一般的なマネジメント原則で語られることが多いのが実態です。 そこで当プロジェクトにおける女性活躍推進研究の調査は、以下の2点を明らかにすることを目指しています。

  • (1)「実務担当者からリーダー」「リーダーから管理職」というキャリアの進展のなかで、本当に女性と男性の違いがあるとすれば、それは何か?
  • (2)「男女のリーダー」「男女の管理職」で、それぞれ、どのように 日常の管理行動が異なり、何が挑戦的課題になるか?

また本調査で明らかになった「職場ぐるみで働き方を見直す」という課題解決の方向性に対して、さらに理解を深め、具体的な方法論を模索するため、追加の調査を実施しました。

調査概要

本調査は、トーマツ イノベーションが提供する研修の受講者を中心に、5,000名を超える方々にご協力をいただきました。
結果、当該分野で類を見ない調査を実施することができました。

調査対象者 企業に勤める管理職・リーダー・実務担当者

  • リーダー:部下を1名以上持つが、評価権限は有していない人
  • 管理職:評価権限を有している部下を1名以上持つ人
回答者数 管理職 リーダー 実務担当者 合計
男性 1,575 799 1,300 3,674
女性 369 344 1,015 1,728
合計 1,944 1,143 2,315 5,402
調査方法 自記式アンケート調査
調査期間 2016年9月~12月
調査内容 各層ともに、キャリアおよび仕事に対する意識と行動、
また会社の制度や環境、職場文化など長く働くことに関する全般について、
「現在どうか」および「過去のある時点でどうだったか」を調査

追加調査では、女性の中でも働き方が制限される(自分のコントロール外となる時間が多い)ワーキングマザーに焦点を絞りました。

調査対象者 企業に勤めるワーキングマザー、およびワーキングマザーを部下に持つ管理職、職場にワーキングマザーがいる職場メンバー(一般社員)、ワーキングマザーの配偶者/パートナー

  • ワーキングマザー:第一子が小学生以下で配偶者/パートナーとの共働き
  • 管理職:評価権限を有している部下にワーキングマザーを1名以上持つ人
  • 職場メンバー:ワーキングマザーと同じ職場で働く一般社員
回答者数 ワーキング
マザー
管理職 職場
メンバー
配偶者/
パートナー
合計
男性 455 250 500 1,205
女性 500 45 250 795
合計 500 500 500 500 2,000
調査方法 インターネット調査
調査期間 2017年3月
調査内容 ワーキングマザーの働き方およびその他の層(管理職や職場メンバー)からの見え方、
ワーキングマザーのパートナーとの育児分担状況などを調査

※ 調査結果を引用・転載する場合には出典を記載してください。

【出典記入例】

  • 出典:トーマツ イノベーション×中原淳 女性活躍推進研究プロジェクト (2017)「女性の働くを科学する:本調査」(https://www.ti.tohmatsu.co.jp/npro/2017/)
  • 出典:トーマツ イノベーション×中原淳 女性活躍推進研究プロジェクト (2017)「女性の働くを科学する:追加調査」(https://www.ti.tohmatsu.co.jp/npro/2017/)
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